Wednesday, December 7, 2011

既出の "another"


最初に another+(名詞)で説明したモノについて、後からもう一度説明するようなとき、困ったことになる。もう一度 another+(名詞)を使うと、またさらに別のモノを表すことになってしまう。さっきの「あの another」と言いたいときにどうするか…。

登場するモノが2つに決まっていれば、the other(名詞)でいけるわけだし、他のモノが、残り全部であれば、the other(複数名詞)でよい。でも、それ以外のときで、another を使う場面もある。それで、
  • the another
  • said another
という強引な用法もあって、検索すれば見つかるのだけど、これは、誤用もかなり含んでいると思う。法律だとか、特殊な分野で、よくわかったうえであえてやってるものと、それ以外の誤用とを見分けないと、なんとも言えない。つまり、自分で使ってみるほどには思い切れない。やっぱり、変な感じがするので。

『ジーニアス英和大辞典』で確認してみると、

>another の前には冠詞・所有格, また this, that などは用いられない

ということなので、"the another"とはしにくいわけだ。

ネットで探してみると、同様の問題が質問サイトに上がっていた。質問者は、another を避けて書く方法を紹介してくれている。一番興味深かったのは、No.4氏の回答。

欧州特許公開公報(EP1519363)を引用している。以下、一部ボールドにして転載。

1. A method for time aligning an audio signal and another signal, comprising
deriving a reduced-information characterization of the audio signal and embedding said characterization in the other signal when the audio signal and other signal are substantially in synchronism, wherein said characterization is based on auditory scene analysis,
recovering the embedded characterization of said audio signal from said other signal and deriving a reduced-information characterization of said audio signal from said audio signal in the same way the embedded characterization of the audio signal was derived based on auditory scene analysis, after said audio signal and said other signal have been subjected to differential time offsets,
calculating the time offset of one characterization with respect to the other characterization,
modifying the temporal relationship of the audio signal with respect to the other signal in response to said time offset such that the audio signal and other signal are in synchronism or nearly in synchronism with each other.
初出時の another signal について、後から、the other signal とか said other signal で言及している。

自分はどうしていたか思い出してみると、やはり、質問者のように、避けられれば another を避けて書いていたと思う。そして、どうしても使う場合は、the other+(名詞)にしていた。でも、いつも使う the other...とも違う場面なので、疑問が残っていた。

これについても、今後、気をつけて見ていこうと思うけれど、とりあえずは、the other+(名詞)と書くことになるんだろう、こういう場合…。

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