Sunday, December 18, 2011

as for/as to

「日本語には主語ない」というのは魅力的な議論だけれど、知識がなくてフォローできていない。

そういう難しい話ではないのだが、和英翻訳の際に、文頭の「~は」の扱いに、困ることがある。それが主語であれば、問題ないのだけれど、そうでないことも多い。

「象は鼻が長い」というときの、文頭の「象」は主語ではない。主語は「鼻」ということになるのだろう。「象は」という部分には、文の方向性のようなものを導く作用があるのだと思う。

技術文献でも、こういう「~は」が多用される。そんなとき、"As to" とか "As for" で書き出すやりかたがある。

「~について言えば」という意味なので、日本語の文頭の「~は」に当てはまる気がする。なので、学生時代の英作文以来、安易に使うことが多かった。

でも、Collins Cobuild Advanced Dictionary of American English で、ちょっと調べてみると、
You use as for and as to at the beginning of a sentence in order to introduce a slightly differnet subject that is still connected to the previous one.
ということなので、本来は、既出の事項について使うものらしい。なので、新しい概念を導入する場合などに、突然、as for/as to とやるわけにはいかない。日本語の「~は」を訳すときにも、使えない場面が多いと思う。

as for/as to に頼らず、表現を工夫するしかないようだ。

COBUILD は、定義の仕方がなじめなくて、普段はあまり参照しないのだけど、時間に余裕があるときは、見るようにしたいと思う。そういえば、購入時に迷って、とりあえず米語版にしたのを思い出した。





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