Friday, November 25, 2011

同格のthat

同格のthat節を伴う名詞は、限られている。
考えても分からないので、いつも調べることになる。

表現のための実践ロイヤル英文法p. 234(116A)に、名詞のリストが載っている。

possibility には同格のthat節を続けることができる。今回は、これを調べたのだった。

しかし、意外なのは、problem とか state が使えなさそうなこと。(でも state は、そこそこ用例がある気がする…)

例えば、「~という問題があった」という和文を訳すときに、これが使えないことになる。
その場合は、ちょっとニュアンスが違うけど、in that(~という点で)にすることになるのだろうか。
これも、同書同頁に載っている。
This new timetable is better in that it gives more detailed information, but it is a little hard to read.

「問題」の場合だと、
There is a problem in that...
という感じか。これも和文から訳された英文でよく見かける。どうして、that を直接つけないで、in that にするのか不思議だったが、結局、problem は同格の that節を導けないため、このように表現していたのだろう。

Translator Self-training Japanese Patentsでは、そのp. 72に、こんな表現がある。
There is a problem in that this sometimes necessitates quickly changing lanes, making travel difficult. (原文は強調なし)

『英語のあや』

トム・ガリー『英語のあや』読了


so called (p.5)
「この言葉はふつう、後続の名詞にたいする不信を表すために使う。」
このことを知っておくのは重要だけど、実際に、「いわゆる」を訳さないといけない場合、どうやって処理したものか、悩んでしまう。文自体を書き換えられるなら、別の表現を探すのだろうけど、そこまで自由が許されていない場合、どうするか…

on the other hand (p.7)
「通例、異なる二つのものを比較するのではなく、同じ物の中の異なる要素、特にその善し悪しを比較するときに使う。」
Glenn Paquette『科学論文の英語用法百科〈第1編〉』でも指摘されていた気がする。
和文で多用されるので、英訳に困る。対比の態様に応じて、 meanwhile だったり、場合によっては in contrast とかに書きわけることになるか…

a lot of (p.38)
「主に会話やくだけた文章でしか使わないので、科学論文には相応しくない表現」

and so on (p.47)
「『同類のものが絶対にある』という意味が含まれている」
「読者がその『同類のもの』が何であるか、具体的に推測できる文脈が必要」

名詞の羅列 (p.84)
A, B, and C は、文脈によって、open list にも closed list にもなりうる。
ここで、A, B, C というように、and (or) を抜いて表現すると、これは常に open list と解釈される。
また、A and B and C と、各項間に and を入れた場合も、常に open list となる。

というわけで、いろいろ勉強になった。

それにしても、半ば冗談なのかもしれないが、以前企画なさったという『30年間で英語の達人になろう!』という本が出るといいのに。

Thursday, November 24, 2011

はじめに

仕事で英語を使うのですが、いつまでも身につく感じがしません。
気づいたことや調べたことなど、順不同でメモしてみます。
不正確な内容もあると思いますので、そのあたりは割り引いて見てください。


(追記 Feb. 15, 2012)
仕事で気づいたことをメモしようと、適当に始めたので、あまりプロフィール的なことを書きませんでした。少し補足してみます。

この十数年間、特許関係の仕事をしてきました。当初は、国内案件中心の特許技術者でしたが、徐々に外国関連にシフトしてきて、最近では、翻訳が中心になっています。

資格が重要な業界ですが、頑張っても取れそうもない…あまり興味がないので、今後も職人を続けていくつもりです。このままだと、翻訳専業という感じなのですが、いつまでも英語に自信がありません。改めて勉強しようと思っているところです。留学や海外勤務の経験はなく、日常的に話す機会もないので、会話系も苦手ですが、少しずつ、総合的にやっていくつもりです。

とりあえず理解した程度のことや、勉強中のことなども、雑多にメモすることになりそうです。なので、間違いなどをご指摘頂けるとありがたいです。繁忙期には、しばらく放置することもありますので、申し訳ないのですが…

ちなみに、ブログのタイトル「浮魚」は、鯖や鰹が黒潮に乗って疾走するイメージに憧れ、何気なくつけたものです(笑)