Sunday, January 15, 2012

英英辞典



磐崎弘貞『ここまでできる 続・英英辞典活用マニュアル』

図書館で手にとって読んでみると、これがなかなかよかった。「続」となっているが、これだけで普通に読める。

英文を読むときに、未知の単語を調べる目的で英英辞典を使うやり方を、「高級英和」と表現しているのが可笑しかった。それよりも、英英辞典を、コロケーションを拾うツールとして活用しようという話で、とても納得した。

それには、COBUILD系の辞書が適しているとのこと。普通の辞書と違って、文定義を採用しているので、完全な文のサンプルをすぐに取り出して、コロケーションを覚えやすい。

一応、手元にCollins Cobuild Advanced Dictionary of American Englishがあって、購入してしばらくはよく使っていたのだけど、「高級英和」的にやると…つまり、知りたい意味を調べるには、ちょっと説明が長い感じ。最近では、あまり使わなくなっていた。

その後、Longman Dictionary of Contemporary English with DVD-ROMを使うようになり、これは説明も簡潔でわかりやすく、「高級英和」的にも使いやすい。添付のデータを取り込んであるので、PC作業の際も、よく参照する。

で、今回、磐崎先生の本を読んで、COBUILDをまた使いたくなった。小さめのノートに、コロケーションを抜書きして覚えようと思う。


ちょっと関係ないが、読んでいて一番驚いたのは、p.166の一文。
If you agree with someone, you have the same opinion as them.
単数のsomeを複数のthemで受けている…!
 これは、単数代名詞で受けると、性の区別を併記しなければならないので、それを避けるための便法らしい。でも、辞書にも採用されていて、ちゃんとした表現なのだそうだ。実際の仕事には、ちょっと使う勇気がないが…。例えば、a userを、theyとかthemとかで受けたりしたら、単なる文法間違いとして訂正される気がする(笑)


それから、最後の参考文献のところで、LHLDについて「筆者の旅の友」と書いてあったのが印象に残った。


収録語数が少なく、小難しいものを読んでいるときには、ちょっと足りない感じだが、出先でコーヒーを飲みながら、ペーパーバックを読んだりするときに良い感じ。私もよく持ち歩いている。英語の先生が、このレベルのものを使っているというのが、ちょっと意外だった。でも、ここに書いてあることを、語義だけでなく、説明の表現も含めて身につければ、大変な英語力だろうなと思う。やはり、語彙に加えて、それに見合ったコロケーションに、意識を向けるべきなのだろう。

仕事で使う辞書は、PCにインストールしたものが中心だけど、なぜか携帯用の電子辞書というのがあまり好きではない。なので、外出にはLHLD。そのうち通読してみようかな…と思えるほどのサイズ。

今年は、机でCOBUILD、出先でLHLDと、紙の辞書をもっと捲るようにしようと思う。

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