Sunday, February 12, 2012

Wordfast+ぱらぱら


先日、lycaさんのブログにコメントしたときに、Wordfastのグロサリ機能を補完するのに、ぱらぱらXbenchが使えそうなことを、教えてもらった。ぱらぱらは、新田さんのサイトで見かけたことがあったので、とりあえずこれを試してみることにした。

最初にWordfastを使い、ToolsのTranslateコマンドで、「原文フィールド(隠し文字)+訳文フィールド」というバイリンガル形式に変換する。バイリンガルとはいっても、訳文フィールドに原文がそのままコピーされいているだけですが…。

ちなみに、Pandora's boxという設定画面で、これまでは、

  • CopySourceWhenNoMatch
  • Propagate1

を設定していたのだけど、今回は、用語一括置換に、ぱらぱらを使うので、Translate処理の前に、Propagate1の機能をOFFにしておく(Propagate_1というように、アンダースコアを入れればOFFになる)。

このバイリンガルファイルを、ぱらぱらで一括置換する。ぱらぱらの設定はよく調べてないのだけど、デフォルトでは、隠し文字を置換対象から除外しているらしく、原文フィールドは置換せずに、訳文フィールドだけを置換してくれた。

ぱらぱらの用語集フォーマットは、タブ区切りの単純なテキストファイルなので、これをそのまま、Wordfastのグロサリとして取り込める。

後は、Wordfastで、置換されていない元の原文を見ながら、用語置換済みの訳文フィールドを並べ替える方式で、快適に翻訳することができる。Wordfastの用語認識を心配することなく、きっちりと置換された用語で作業できる。

こうして、訳文フィールドに用語置換済の原文を入れているので、ふつうに作業していると、翻訳メモリは表示されない。でも、メモリがヒットすると、訳文フィールドの色が変わるので、
Ctrl+Alt+x
で、訳文フィールドを削除してから、(Alt+↑、Alt+↓とかで)もう一度訳文フィールドを開くと、メモリの内容が取り込まれる(もっと上手な設定があるかもしれませんが…)。

翻訳作業中に、置換したい用語を思いついたときには、
Ctrl+,
で、隠し文字を非表示にしてから、ふつうに置換すれば、原文フィールドはそのままで、訳文フィールドだけ用語置換される。
再度、
Ctrl+,
とすれば、隠し文字が再び表示される。

こんな操作方法でも、それなりに快適に使える。用語一括置換方式でやるか、翻訳メモリ方式でやるか、いろいろ悩んだのだけど、双方を無理なく統合する方向で、すり合わせていこうと思う。

それから、訳文フィールドの置換済み原文も、並べ替えに使ってもよいし、単に用語確認用に使うだけでもよい。Wordfastの自動認識がうまく働いている場合、用語や固定要素を、訳文フィールドに落としながら順次タイピングした方が、入力が早い。

ベタ打ちしていると、カーソル以後に、(用語置換済)原文が長いままぶら下がるので、マクロを併用する。これは、カーソル位置以後、改行コード直前までを削除するという単純なもので、
簡単に自動登録できる。今のところ、「Ctrl+;」に割り当てて、使っている。


Tradosも2007までのインターフェースなら、使った方がいいのかもしれないのだけど、OSやWordの新バージョンとの整合について、今後の展開が不透明な感じ。試すなら、やはりStarterだと思うけど、あのインターフェースはおそらく好きになれないだろうなぁ。

Wordfast(Classic)については、まだまだ知らないことも多いが、いろいろやってみて、それなりに手順が安定してきた。機能に限界はあるようだけれど、やはりシンプルなのがいい。

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