Thursday, August 2, 2012

翻訳環境


Wordfast Pro はなかなかよいですが、あまり向かない案件もあります。例えば、符号や数式が多いものには、ちょっと使いにくいです。こうした案件では、原文を訳文フィールドにコピーして、訳文フィールド内で並べ替えをするのですが、文が長いと、ソフトの反応が遅くなります。

ベタ打ちが多い案件では、Worfast Pro がとても快適ですが、並べ替え作業が見込まれるときには、やはり、(Simplyterms と) EmEditor が手っ取り早いようです。

ただ、Wordfast Pro には、
(1)対訳データが残る
(2)翻訳作業中の用語管理(登録等)が簡単
(3)特殊なフォントや上付き下付きの指定が可能
(4)翻訳とチェックを1文単位でやりやすい
という利点があるので、できるだけ使いたいようにも思います。

結局、こうした利点を、EmEditor 上で実現できれば、それが一番よいのでしょう、今後は、少しづつですが、EmEditor 上で環境を整えていこうかと考えています。

(1)については、原文と訳文をタグのようなもので区分けして、バイリンガルファイル的なものをつくることを考えています。Wordfast Classic のタグに合わせておけば、Classic に取り込めるかもしれません。

(2)については、Ctrl+T 一発で、選択範囲の用語登録画面が出るように、マクロをつくればいいのでしょう。登録された用語やスニペットの管理にも、マクロが必要です。

(3)については、Word 上の作業になりそうです。特定のフォントや上付き下付き指定用に、(EmEditorでの)タグを決めておいて、翻訳終了後に、Word 上にコピーしてから変換する流れです。これには、Word マクロが必要になります。

(4)については、バイリンガルファイから原文部分を取り出して表示し、それに対応する訳文フィールドをつくるような形にできるとよいのですが、これをEmEditor マクロで実現するには、まだまだ勉強が必要になりそうです。

いつになるかわかりませんが、自分の気に入った環境を少しずつ整備して、外部の翻訳メモリ等のシステムともデータをやり取りできるようにしたいと思います。Unix のエンジニアが、何でも Emacs 上で快適に作業しているように、自分のホームとなる作業環境を確立したいものです。

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